レアル・マドリードがCLの試合にスカウトを派遣。狙いはエムバペとニューカッスルの2人

写真:レアル・マドリードの視察対象となっているイサク

10月4日、セント・ジェームズ・パークでUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節ニューカッスル vs パリ・サンジェルマンの試合が行われる。チケットは完売し、スタンドは満席となることが決定しているが、その中にはレアル・マドリードのスカウトの姿もあるという。

ウェブメディア『EUROSPORT』によると、レアル・マドリードはチーフスカウトのジュニ・カラファト氏をこの試合に派遣するそうで、3人の選手を視察するという。

1人目はもちろんPSGのフランス代表FWキリアン・エムバペ。レアル・マドリードにとっては長期的に獲得を目指している主要ターゲットであり、現状の契約が満了を迎える来夏にフリートランスファーで移籍することが噂されている。カラファト氏はエムバペの現状を確認するためにこの試合を視察する予定だという。

他の2人は、ニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクとブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス。レアル・マドリードはこの2人にも強い関心を示しているそうで、両選手がビッグマッチでどのようなパフォーマンスを見せられるのか、詳しく調査する予定だという。

ギマランイスは現在、クラブとの間で契約延長に向けた交渉を行っている。現在の契約は2026年6月30日までとなっており、これを2年間、延長することで口頭合意に達しているとも言われているが、いまだに正式契約には至っていない。イギリス『デイリーミラー』電子版によると、ニューカッスルのエディ・ハウ監督は「どの選手にとっても契約は重要なもの。選手には将来のことを考えずにトレーニングや試合に参加してほしい」と語り、早期の契約締結を望んでいるという。

また、昨シーズンまでレアル・ソシエダでプレーしていたイサクに対してはバルセロナも関心を示している模様。レアル・マドリードにとってはエムバペを獲得できなかった場合の“プランB”候補であり、彼を巡る移籍市場での“クラシコ”が勃発する可能性もあるようだ。

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