リードした状況でボールに乗っかるプレーが相手チームの怒りを買う ブラジル1部で3人が退場する乱闘騒ぎに

ベネズエラ代表でのソテルド[写真:Getty Images]

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで、1つのプレーをきっかけに試合が大きく荒れることとなった。
【動画】相手を怒らせたソテルドのプレー

1日に行われたリーグ第25節でサントスとヴァスコ・ダ・ガマが対戦。4-1でホームのサントスが勝利したが、複数の退場者が大荒れの試合となった。

荒れるきっかけとなったのは、サントスが3-1とリードして迎えた後半56分に起きたサントスの10番を着けるベネズエラ代表MFのジェフェルソン・ソテルドのプレーだ。

敵陣右サイドの位置でフリーでボールを持ったソテルドは、軽くジャンプして両足をボールの上に乗せるコミカルなプレーを披露。その後すぐに近くの味方にボールを渡していた。

このプレーはヴァスコ陣営を怒らせることになり、直後にソテルドに対して完全なアフターファウル。これにサントスのベンチ陣も激昂してベンチを飛び出すと、両軍の選手たちがピッチ上に飛び出し、騒然となった。

結局、このいざこざでベンチの選手を含むサントスの2人とヴァスコの1人が退場。さらにソテルド、ソテルドにタックルしたヴァスコのカルロス・フェレイラともう1人の3人にイエローカードが出ている。

なお、試合はその後ソテルドが追加点をマーク。サントスが4-1で勝利している。

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