まだまだ夏服、クールビズ 2日の県内、日中は例年より気温高く

衣替えの時季を迎えたが、夏服が目立ったJR山形駅前=2日午前8時15分、山形市

 衣替えの時季となる10月の初の平日となった2日、県内では上着などを羽織る人がいる一方、高校生などは夏服のままの姿も目立った。まだ日中は例年より気温が高い状況で、県内の高校や行政機関、企業ではクールビズや夏服着用の期間を延長する動きが見られる。

 山形市の日大山形高は、冬服への移行期間を今月15日まで延長した。同校は「生徒のほとんどは夏服を着ている。移行期間を10月まで延ばした記憶はこれまでない」と語る。一方、鶴岡市の鶴岡南高は2日から衣替えしたが、気温の高い状態の間は、上着やネクタイ、リボンの着用は個人の自由としている。同校の担当者は「暑さの感じ方は個人差があり、体調に応じた服装を呼びかけている」と話した。

 山形市は、クールビズの期間を今月末まで延長し、ネクタイ・ジャケットの着用を任意とした。県内プロスポーツチームの応援Tシャツやユニホームの業務中の着用も引き続き認める。

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