一関学院が14年ぶりV 秋季高校野球県大会

一関学院―久慈 7回表一関学院2死二塁、山内が左中間二塁打を放ち、2―1と勝ち越す。捕手和野、球審八重樫=一関

 第76回秋季東北地区高校野球県大会最終日は2日、一関市の一関運動公園球場で決勝と3位決定戦が行われ、決勝は一関学院が3-1で久慈に競り勝ち、14年ぶり7度目の頂点に立った。3位決定戦は盛岡中央が水沢工に5-1で勝ち、最後の東北切符をつかんだ。

 一関学院は1-1の七回、山内蓮(2年)の左中間二塁打で勝ち越し、九回にも山内の適時打で加点した。主戦・高沢奏大(同)が6安打1失点で完投した。久慈は三回に和野虎牙(1年)の中前打で先制したが、流れをつかめなかった。

 来春のセンバツ選考につながる東北大会(16日開幕、秋田県)に県勢は第1代表の一関学院(3年ぶり18度目)、第2代表の久慈(初)、第3代表の盛岡中央(13年ぶり6度目)が出場する。

© 株式会社岩手日報社