ごみ分別、これで簡単 山形市、アプリの運用スタート

ごみ分別アプリ「さんあ~る」の配信が山形市でも始まった。収集日の確認がスムーズにできる

 スマートフォンなどにダウンロードして利用できるごみ分別アプリ「さんあ~る」が1日から山形市でも運用をスタートした。収集日の確認や分別方法などが簡単に分かり、出し忘れなどを防ぐことができる。

 ごみ排出抑制、再利用、リサイクルを指す「3R」を推進し、適切な分別を促していこうと民間開発のアプリを導入した。居住地区を設定することで、収集日をカレンダーで確認できるほか、分別に迷った時に五十音順の品目別に検索できたり、ごみの出し方や注意点なども調べたりすることができる。また、収集日の通知設定や、調べたい廃棄物の分別方法などを質問すると人工知能(AI)が会話形式で答えてくれるチャット機能もある。アプリは山形市のホームページから無料でダウンロードできる。

 また1日からごみの分別区分が一部変更となり、雑貨品・小型廃家電類として扱っていた、長靴やグローブなどの革・ゴム製品も、金属が付いていない状態であれば、燃やせるごみとして出せるようになった。

 市ごみ減量推進課の担当者は「スマホがあれば、すぐに調べることができ、より便利になった。アプリを活用しながら、分別の徹底をお願いしたい」と話している。

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