架空のインターネット利用料金で10万円をだまし取られたとして、新潟県村上市の70代男性が10月2日までに村上署に被害を届け出た。村上署は特殊詐欺事件とみて調べている。
村上署によると、男性の携帯電話に9月27日、「利用料金について確認がある」と電話会社名のショートメールが届いた。表示された電話番号に連絡すると、社員を名乗る男から「未払いがある」と言われ、指示通りに村上市内の金融機関のATMから指定された口座に10万円を振り込んだ。
9月29日には男から別の未払いがあるとする電話があり、電子マネーを買うよう指示を受けたが、不審に思った家族が事情を聞き、詐欺に気付いた。