引退後も“イブラ節”炸裂! マンU指揮官にダメ出し「ビッグスターの管理経験がない」

写真:現役引退後も舌鋒鋭いイブラヒモヴィッチ氏 ©Getty Images

今年6月に現役引退を表明した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督について語った。

その強烈な個性で観客を惹きつけ、所属したクラブに次々とタイトルをもたらし続けてきたイブラヒモヴィッチ氏。2016年から2018年にかけてはマンチェスター・ユナイテッドにも所属しており、FAコミュニティ・シールドやカラバオカップ、UEFAヨーロッパリーグ獲得を経験している。

イギリス紙『メトロ』によると、イギリスのニュースチャンネル『TalkTV』に出演したイブラヒモヴィッチ氏は、現在プレミアリーグで10位に沈む“赤い悪魔”について言及。特に、テン・ハフ監督の大物選手に対する扱いに疑問を呈した。

「アヤックスからいきなりユナイテッドに来たことは大きな違いだ。アヤックスは才能あるクラブだし、最高のタレントもいる。だが、ビッグスターはいない」

「彼(テン・ハフ監督)はビッグスターを管理した経験がない。大物選手へのアプローチにも疑問があるね」

2021年に12年ぶりの復帰を果たしたものの、その後にクラブ批判を展開したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの関係性、そしてイングランド代表FWジェイドン・サンチョとの確執など、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官になってからのテン・ハフ監督はチームマネジメントに苦労している感がある。自身も大物選手だったイブラヒモヴィッチ氏からすれば、テン・ハフ監督のアプローチ方法では大物選手との共存は難しいと考えている模様だ。

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