「11ぴきのねこ」壁掛け時計 町内保育園、幼稚園に寄贈/日本郵便

橋本局長(右端)から壁掛け時計を受け取ったミューズ保育園の園児
絵本「11ぴきのねことぶた」をモチーフに製作した壁掛け時計

 日本郵便東北支社(小野木喜惠子支社長)が、青森県三戸町出身で漫画家・絵本作家の故馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」を題材にデザインした壁掛け時計を製作。同商品を企画した三戸郵便局の橋本正俊局長が9月29日、三戸町内の3幼稚園、保育園に同時計を寄贈した。一般への販売は2日から始まった。

 2017年2月に始まった「11ぴきのねこ文具セット」の第20弾。「11ぴきのねことぶた」から、ねこたちが家を作る姿を時計の数字回りに描いており、直径30センチ、奥行き4センチ。29日はミューズ保育園、いずみ幼稚園、三戸保育園を橋本局長が訪れた。

 このうちミューズ保育園では園児約80人を前に橋本局長が「この時計で数字と時間の見方を覚えてください」と呼びかけた。11ぴきのねこも駆けつけ、園児代表の小林那奈ちゃん、飯豊椋太ちゃん(ともに年長組)に時計などを手渡した。同保育園では、ホールの壁掛け時計として使用するという。

 同壁掛け時計は3740円(税込み)。県内8局を含む東北支社管内18局で取り扱う。問い合わせは三戸郵便局(電話0179-22-2363)へ。

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