長崎県佐世保市干尽町の前畑造船で3日、沖縄県水産海洋技術センターの漁業調査船の命名・進水式があり、「図南(となん)丸」と命名された。
全長44.3メートル、幅7.6メートルで、総トン数は約218トン。定員20人。建造費は約16億3千万円。漁業の調査や海洋観測を目的とした船で引き渡しは来年1月末の予定。同日は神事を行い、関係者が航行の安全を祈願した。
同社の北村與志郎社長は今後の建造予定などについて「来年度はないが、再来年からフェリーを中心に建造していく」としている。
佐世保・前畑造船 漁業調査船進水 航行の安全祈願
- Published
- 2023/10/04 12:20 (JST)
© 株式会社長崎新聞社