7月の生活保護申請、2.8%増 厚労省、増加は7カ月連続

厚生労働省

 厚生労働省は4日、7月の生活保護申請は2万2627件で、前年同月比2.8%増だったと発表した。増加は7カ月連続。担当者は、新型コロナウイルス禍の影響が継続している可能性があるとして「引き続き動向を注視し、必要な人が速やかに受給できるよう対応する」と話した。

 申請件数の前年同月比は、2~5月は10~20%台の高い水準で推移。6月は3.8%だった。

 7月から生活保護を受け始めたのは1万8934世帯で、前年同月比2.4%増加。それ以前から受けている人を含む受給世帯数は165万492世帯となり、0.5%増だった。

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