青森県弘前市でパーソナルジムを営む木村拓磨さん(29)=五所川原市出身=が、9月に名古屋市で行われた肉体美を競う「J-CLASSIC 名古屋大会」のアスレジャーモデル部門で準優勝に輝いた。昨年の関西大会でも準優勝しており、11月に韓国で開催される決勝大会に2年連続で出場する。木村さんは「(決勝大会の)K-CLASSICで部門総合優勝し、韓国でプロになりたい」と目標を語っている。
同部門はアスリート並みの筋肉量を持つ人がスポーツタイツを着用して審査に臨むカテゴリーで、全国から約10人が出場、上位3人が決勝大会に駒を進めた。
名古屋大会に向け、木村さんは1日2時間ほどのトレーニングを重ね、肉体の磨き上げに努力。審査では、肩からウエストにかけての逆三角の形とバランス、正面から見たときの筋肉の隆起感が評価されたという。
2大会連続の準優勝に「今回は1位を取りたかった」と悔しさをにじませつつ、「韓国大会へ向けて良い刺激になった。悔しさもプラスの要素に変えたい」と意気込む。
韓国大会には、日韓各地の地区予選を勝ち抜いた選手が出場する。部門内の身長別審査で1位になり、その後、身長無差別でも優勝を果たすと、韓国でプロ大会に出場することが可能になる。