DJI、DJI Dockのファームウェアをアップデート。飛行エリア管理の高度化

同社Webサイトからダウンロードできる。

堅牢なボディで、過酷な温度環境でも動作するDJI Dockは、24時間天候に左右されずMatrice 30をサポートする。DJI Dockは、ドローンの格納、充電、離着陸に利用できる。DJI FlightHub 2を使用することで、プログラムされたミッションの実行も可能。今回のアップデートは以下の通り。

各ファームウェア

  • ドックのファームウェア:V01.05.0902
  • 航空機ファームウェア:V07.01.0026
  • インテリジェントフライトバッテリー:V02.00.20.58
  • リモートコントローラーファームウェア:V02.02.0405
  • DJI Pilot 2アプリ:V7.1.0.32
  • DJI Assistant 2(Enterpriseシリーズ):V2.1.11
    DJI Dock:DJI FlightHub 2/DJI Assistant 2
    機体:DJI FlightHub 2/DJI Assistant 2/アプリ
  • ファームウェアアップデート方法:送信機:DJI Assistant 2/アプリ
    内蔵のDJI Pilot 2アプリ:送信機のファームウェアがアップデートされる
  • コントローラーのファームウェア

アップデート内容

DJI Dock V01.05.0902

  • RTHをAdvanced RTHに更新
  • バッテリーの安全戦略を最適化した。バッテリーサイクル数が500サイクルを超えると、ドックは連続タスクまたは時限タスクを実行できない。即時タスクとFlyToタスクは影響を受けない
  • ドックが飛行ルートタスクの準備をしているときに緊急停止ボタンを押すと、飛行ルートタスクが停止するようにした
  • 空調システムの動作ロジックを最適化し、空調システムのアイドル時のファンノイズを低減

DJI FlightHub 2

  • FlyToタスクまたはRTH中にGEO Zonesをバイパスするためのサポートを追加
  • RTHの安全性を向上させ、ブレークポイントから安全にタスクを再開するためのサポートを追加。ウェイポイントを編集する際、ウェイポイントを帰還禁止ポイントとしてマークでき、その前後のウェイポイントまでの飛行ルートは帰還禁止エリアとしてマークされる。航空機は飛行ルートに沿って飛行し、帰還禁止エリアから出る。RTHまたはResume Flight from Breakpointを実行する前に、機体は飛行ルートに沿って飛行し、戻れないエリアを出る
  • DJI AirSenseのサポートを追加し、フライトの安全性を向上
  • フライトエリア管理でカスタムフライトエリアとGEO Zonesの管理に対応し、より柔軟なフライトプランが可能になった
  • DJI FlightHub 2でPSDKペイロードを制御するためのサポートを追加
  • パレットを設定し、IRカメラビューでサイドバイサイドビューを有効にし、RNGを使用し、ライブストリームビューでFaceを使用するためのサポートを追加。ペイロード制御を取得した後のライブストリームビューでFace PinPointのサポートを追加
  • 代替着陸、誤った着陸位置、ドックに着陸できないなどの緊急事態に対する警告メッセージを最適化
  • GEO Zonesでドックを設定する際の警告を追加
  • ドックを設定する際に、DJI Mavic 3 Enterprise シリーズの機体を使用したサイト選択のサポートを追加
  • ドックのネットワーク接続を確認するためのサポートを追加

▶︎DJI

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