ソフトテニス女子V2、高橋乃綾(奥州・南都田中出)が貢献

ソフトテニス女子団体で2連覇を果たし、金メダルを手に喜ぶ高橋乃綾(中央)=4日、杭州(日本ソフトテニス連盟提供)

 【中国・杭州で運動部・及川慶修】杭州アジア大会第12日は4日、杭州市でソフトテニス女子団体決勝が行われ、奥州市出身の高橋乃綾(のあ)(26)=どんぐり北広島、奥州・南都田中-札幌龍谷学園高=が出場した日本は2-1で台湾を下し2連覇した。

 高橋は渡辺絵美菜(ヨネックス)と組み、第1ダブルスを5-4で制した。日本はシングルスを落としたが、第2ダブルスで競り勝ち栄冠を手にした。2大会連続の団体金メダルに高橋は「うれしいし、ほっとした。このチームでアジア大会に出ることはもうないと思い、1試合ずつ大事に戦った」と喜んだ。

 高橋は広島県北広島町に拠点を置くクラブチーム・どんぐり北広島に所属。2016年岩手国体は本県成年女子チームで活躍し、18年の前回アジア大会は女子シングルス、団体で2冠に輝いた。

© 株式会社岩手日報社