ワイルドカード・シリーズ第２戦【マーリンズ１－７フィリーズ】＠シチズンズバンク・パーク
ザック・ウィーラーの好投で初戦を制したフィリーズは、第２戦でも先発のアーロン・ノラが好投。投打両面でマーリンズを圧倒して７対１で快勝し、２連勝でブレーブスが待つ地区シリーズへの進出を決めた。ノラは７回88球を投げて被安打３、奪三振３、与四球１、無失点という安定感抜群のピッチングで勝利投手に。マーリンズ先発のブラクストン・ギャレットは３回３安打２失点でマウンドを降り、敗戦投手となった。
２回裏一死２塁の先制機を逃したフィリーズだったが、３回裏一死１塁からカイル・シュワーバーのタイムリー二塁打で先制。続くトレイ・ターナーにもピッチャー強襲のタイムリーヒットが飛び出し、地区シリーズ進出に向けて２対０とリードを奪った。
ノラの好投が続くなか、４回裏先頭のＪ・Ｔ・リアルミュートがソロ本塁打を放ってリードを３点に広げると、６回裏には一死満塁のチャンスを作り、ブライソン・ストットが勝利を決定づけるグランドスラム。プレーオフでは球団史上２本目の満塁弾となった。
ノラは88球で７イニングを投げ抜く余裕のピッチングを見せ、８回表は２番手として登板した新人右腕オリオン・カークリングが三者凡退の好リリーフ。９回表は３番手のグレゴリー・ソトがマーリンズの反撃を１点にとどめ、昨季のリーグ王者が２連勝でワイルドカード・シリーズを突破し、地区シリーズでリーグ最高勝率のブレーブスと対戦することになった。
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