24年用年賀はがき、搬入作業始まる 山形南郵便局皮切り

年賀はがきが入った段ボール箱を運び込む職員=山形市・山形南郵便局

 11月1日から全国販売される2024年用年賀はがきの搬入作業が4日、山形市の山形南郵便局を皮切りに始まった。約90万8千枚が運び込まれ、職員が仕分け作業に当たった。

 1箱に4千枚が入った段ボール箱227箱を積んだトラックが同局に到着し、山形市内の18郵便局向けに振り分けられた。山形南郵便局郵便部の佐藤裕一朗課長代理は「年々、利用は減っているが、気持ちが込められた年賀はがきの良さをアピールしたい。時代に合った、LINE(ライン)で送る『スマートねんが』もPRしていく」と話した。

 全国の当初発行枚数は、前年より2億枚少ない約14億4千万枚。来年の干支(えと)の辰(たつ)にちなんだデザイン、ディズニー、無地など6種類を用意した。お年玉賞品は、現金30万円や電子マネーギフト31万円分などがある。

年賀はがきが入った段ボール箱を運び込む職員=山形市・山形南郵便局
年賀はがきが入った段ボール箱を運び込む職員=山形市・山形南郵便局

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