CL4戦連続無得点…ミラン、ドルトムントとのゴールレスドローに指揮官「ネットを揺らせていない事実が残念」

[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節のドルトムント戦を振り返った。

4日、ミランは敵地でドルトムントと対戦。第1節でニューカッスルと0-0のドローに終わっていたなか、今回も失点せずともゴールを奪えず、2試合連続の0-0で90分間を終えた。

ミランは昨シーズン準決勝のインテル戦(2戦合計:0-3)からCLで4試合連続ノーゴール。ピオリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「悔いが残る」としつつも、自信を持ち続けねばならないと語った。

「ゴール前ではもっとシニカルに、より正確にならなければいけない。申し訳ないとは思うが、自信を持って前を向いている」

「もちろん勝ちたかったし、勝利に値する部分もあった。我々は試合の難しさを知っていて、それに応えた。前半にはいくつかのパスミスがあり、技術的に十分ではなかったかもしれないが、後半のパフォーマンスには満足している。勝利に必要なチャンスを何度か作り出せていた」

「ネットを揺らせていない事実が残念だが、自信を持って将来に目を向けるとしよう。今日はゴール前での精度を欠き、相手のペナルティエリア内で効果的なプレーをできなかったということだ」

実力拮抗のグループFは第2節を終え、首位ニューカッスル(勝ち点4)、2位パリ・サンジェルマン(PSG/勝ち点3)、3位ミラン(勝ち点2)、4位ドルトムント(勝ち点1)。ピオリ監督は「複雑なグループとなることは承知済みだ」と話す。

「驚くべき結果があったが、結果的に我々に有利に働く可能性もある。多大な集中力を保つ必要があるし、突破がとても難しいグループだ。これからの4試合は何一つ間違いを犯すことが許されない」

「我々のグループが最も質の高いグループであることは明白だ。我々としてはPSGとの連戦が重要となるだろう」

ミランは10月の代表ウィークが明けた25日、敵地パルク・デ・プランスでPSGと対戦。ここで敗れるようなら早くもグループステージ突破に黄色信号が灯ることとなる。

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