浦和レッズのFW髙橋利樹が、ハノイFC(ベトナム)戦でのゴールを振り返った。
【動画】地元でACL初ゴールを決めた髙橋利樹
浦和は4日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のグループJ第2節で埼玉スタジアム2○○2にハノイを迎え、6-0で勝利を収めた。
9分にセットプレーから試合を動かすと、19分にはアレクサンダー・ショルツのPKでリードを広げ、37分には髙橋が追加点を奪取。後半に入っても関根貴大、ホセ・カンテが得点を重ね、この試合で浦和デビューを飾ったエカニット・パンヤにもゴールが生まれた。
直近9月29日に行われた明治安田生命J1リーグ第29節横浜FC戦から、浦和はスタメンの変更を前線の3枚のみにとどめた。
髙橋は横浜FC戦では後半から出場、ハノイ戦では先発し、「みんな疲れていると思ったので、その分チームのために走ろうという気持ちで入りました」との言葉通りに躍動。自身の前でクロスをカットしたダミアン・ル・タレックからボールを奪い返し、PKをもぎ取れば、自らもセンスの光る一撃を沈めた。
「(当初はシミュレーションと判定されたが)相手の足が当たっていたので、なんとかVARで見てくれと伝えました」
「(得点シーンは小泉)佳穂くんがボールを持った時点で相手が食いついていたので、ボールを受けてからも冷静に相手が見えて、うまく切り返して決め切れたのでよかったです」
ロアッソ熊本から今季新加入した髙橋にとっては、これがACLでの初得点となったが、さいたま市出身のアタッカーにとっては、本拠地で点を取れたことが感慨深いと語った。
「ACLで点を取れたことも嬉しいですし、それ以上に埼スタで点を取れたことが個人的には本当に嬉しかったです。これからリーグ戦、ルヴァンカップと大事な試合が続くと思うので、どんどん埼スタで点を取れるように練習から頑張っていきたいと思います」
「(常に)試合前から点を取るという気持ちでやっているので、点を取れたことはポジティブですけど、まだまだ(ポジションを)確立はできていないと思うので、(これからも)得点やアシストという目に見える結果を残していきたいと思います」