年間最多時間出場はブルーノ・フェルナンデス。実に6666分間プレー

写真:ブルーノ・フェルナンデスはリーグ戦第7節とCL対ガラタサライ戦も先発フル出場した

国際プロサッカー選手会(FIFPRO)は2022年9月15日から2023年9月15日までの間に1800人のプロ選手(男性1500名、女性300名)のデータを分析した結果を公式サイト上で発表した。

FIFPROによると、マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、全選手中で最多となる6666分間プレーしたという。

また、パルメイラスに所属するパラグアイ代表DFグスタボ・ゴメス、アル・アハリ(エジプト)に所属するエジプト代表GKモハメド・エル=シェナウェイがこれに続くという。

ブルーノ・フェルナンデスは今シーズンに限っても900分以上プレーしており、2018年のFIFAワールドカップ終了以降のデータを見ると、2万9486分間という驚異的なプレー時間を記録しているそうだ。

また、ブラジル代表FWロドリゴ(レアル・マドリード)は同じ期間中に54試合連続で出場しており、これが最多の数字。フラメンゴのブラジル人MFエヴェルトンの52試合、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの51試合が続いた。

また、女子ではレアル・マドリード・フェメニーノに所属するスペイン代表GKミサの4722分間、アーセナル・ウィメンのスウェーデン代表FWスティナ・ブラクステニウスの35試合連続出場がそれぞれ最多の数字となった。

FIFPROのダビド・アガンソ会長は9月に「トップコンペティションで戦うプレーヤーにとって、仕事量の多さは依然として最重要課題の一つになっている。カレンダーは拡大し続けているが、選手たちの健康やパフォーマンス、キャリアの寿命を守るための対策は十分になされていない」と警鐘を鳴らしていたが、今回の発表はその言葉を裏付ける結果となった。
 

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