岩手ビッグブルズ、B2制覇に挑む  5日開幕、7日に青森と初戦

青森との初戦を想定し、チームディフェンスに磨きをかける岩手ビッグブルズの選手たち=1日、矢巾町・岩手ビッグブルズアリーナ

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)は5日に開幕する。6季ぶりに復帰した岩手ビッグブルズは7日、青森県つがる市の伊藤鉱業アリーナつがるで昨季東地区5位の青森との初戦に臨む。堅守速攻のスタイルに磨きをかけ、組織力を生かして強豪ぞろいのB2に挑む。目標は優勝だ。

 開幕が迫り、選手たちは矢巾町の岩手ビッグブルズアリーナで調整。青森戦を想定して守備の連係を確認したり試合形式の練習を行ったりした。

 B2で戦うために試されるのがチーム力だ。守備を軸にした戦い方は昨季と変わらず、今季から新たにテンポの速い攻撃を加えた。鈴木裕紀ヘッドコーチ(HC)は「昨季は意識的に攻撃の機会をつくらなくても得点できていたが、今季はそれだと勝てない。立ち位置やスクリーンのかけ方などを細かく練習している。周りを見続け、いい判断ができるようにすることが重要」と力を込める。

© 株式会社岩手日報社