砺波のまち巡って活性化 22日に「ロゲイニング」 健康増進に貢献、買い物や飲食で加点

「となみdeロゲイニング」の打ち合わせを行う関係者=砺波市の県砺波青少年自然の家

 砺波市の観光スポットや飲食店などを巡りながら得点を集める「となみdeロゲイニング2023秋」(富山新聞社後援)が22日、同市の県砺波青少年自然の家を発着点に行われる。店で買い物や飲食などをすると加点される特別ルールで、自然豊かな砺波のまちを家族や仲間と思い思いのペースで巡って健康の増進を図るとともに、まちの活性化にもつなげるスポーツを楽しんでもらう。

 1チーム2~5人で、当日渡される地図に掲載された砺波を象徴するような観光スポットや飲食店、菓子店など、所定のチェックポイントを回り、現地で写真を撮影すると、各ポイントであらかじめ割り振られた点数を獲得できる。

 さらに所定の飲食店や菓子店などで買い物をすると加点され、さらに決められた店で昼食を取ると特別ボーナスがつく。

 中継地点を設け、別の地図に載ったチェックポイントを巡って点数を集める二段階の仕掛けがあり、午前9時~午後2時までの制限時間内で点数を競う。

 チェックポイントはすべて回る必要はなく、ポイントを巡る順番も自由のため、各チームが作戦を立てながら、歩いたり、走ったりして思い思いのペースで効率よくポイントを巡って点数を集める。移動用のバスも用意している。ロイヤルホテル富山砺波の宿泊券など豪華景品が当たる抽選会もある。

 となみdeロゲイニングは、県砺波青少年自然の家の職員らでつくる、となみロゲイニング実行委員会が市のまちづくり共同事業の補助金を活用して企画した。担当者は「砺波の魅力を感じる企画を準備しているので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

 となみdeロゲイニングは一般とファミリーの部門があり、定員150人程度になり次第、締め切る。参加費は大人4千円、子ども(15歳以下)2千円。問い合わせは実行委事務局=0763(37)2003=まで。

© 株式会社北國新聞社