山形大の玉手英利学長は5日、同大の入試ミスで追加合格となった5人のうち、3人が10月に同大に入学したことを明らかにした。他の2人については1人が入学を検討しており、もう1人は入学を希望していないという。
玉手学長が定例記者会見で説明した。9月30日に3人の入学式を実施したとし、「4月に入学した学生と同時期に卒業できるようにサポートしたい」と述べた。入試ミスの検証結果は今月末をめどに公表する予定という。
ミスは7月に発覚した。今年2月の一般入試前期日程で解答例や採点が誤っていたことが分かり、合否判定をやり直した結果、当初不合格とした医学部と工学部の計5人が合格となった。