「なかなか切れなくて難しかった」地元発祥の米「愛国」の稲刈り 小学生が挑戦=静岡・南伊豆町

静岡県南伊豆町では10月5日、地元発祥の米「愛国」の稲刈りが行われ、児童たちの元気な声が響きました。

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南伊豆町の南上小学校の4年生と5年生の児童が5日、学校の近くで栽培していた米、「愛国」の稲刈りに臨みました。

「愛国」は明治時代に宮城県で命名された品種ですが、元の種もみは南伊豆地方から送られたものだったことが分かっています。

児童たちは地元の自然や植物を学ぶため「愛国」の栽培を続け、2023年6月に田植えをしていました。地元の人たちの指導を受けながら、約100平方メートルの広さに実った稲を刈り取り、一束ずつまとめて根元を結んでいきました。

<児童は>
「硬くて、なかなか切れないところが難しかった」
Qどうやって食べたい?
「おにぎり」

児童たちは11月中旬に、他の品種の米との食べ比べを行い「愛国」を味わう予定です。

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