PSGの4選手、同性愛嫌悪チャントに関与の疑いで出場停止処分に…その中には過去に“日本人侮辱”疑惑で大炎上したデンベレの名前も

写真:PSGのデンベレがまたしても…(写真はバルセロナ在籍時) ©Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)の4選手が、同性愛嫌悪のチャントに関与したとして1試合の出場停止処分を言い渡された。

イギリスの大手通信社『ロイター』によると、リーグ・ド・フットボール・プロフェッショネル(LFP)による出場停止処分を受けたのは、PSGのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ、同FWウスマン・デンベレ、同DFレイヴァン・クルザワ、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミの4選手。現地時間9月24日に行われたリーグ・アン第6節のマルセイユ戦(〇 4-0)において、PSGサポーターが勝利を祝した際に同性愛嫌悪のチャントを歌い、4選手もこのチャントに関与していたとの報道がなされていた。

LFPは、今月10日から選手たちに出場停止処分を科すうえ、PSGの本拠地『パルク・デ・プランス』のオートゥイユ・スタンド(メインスタンドから見て右側のサイドスタンド)を2試合閉鎖する模様。PSGは「規律委員会が過剰かつ集団的な措置を選択したことを遺憾に思い、クラブが協会、団体、ファンと行ってきた対話と予防の取り組みを損なう可能性がある」との声明を発表し、同時に今回の決定に対して控訴しない旨を付け加えている。

なお、今回処分を受ける選手の一人であるデンベレは、2019年夏に当時所属していたバルセロナがプレシーズンツアーで来日した際、ホテルの一室でTVゲームのセッティングを行った日本人スタッフに対して「どんな言語なんだ?」「君たちは技術的に進んでいるんじゃないのか? 国として発展しているはずだよな?」と嘲笑するような発言をして“大炎上”した過去がある。

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