三川町議と三川中（橘正敏校長）の生徒による懇談会が4日、町議会議場で開かれ、生徒が町のPR方法やイベント開催について提言し、議員の役割や議会活動の理解も深めた。
町議全10人と同校生徒会役員の3年生14人が参加し、「よりよいまちづくり」をテーマに生徒が1人ずつ意見を発表した。「豊かな自然や食をアピールするために交流サイト（SNS）を活用してほしい」「他の市区町村とコラボレーションして、互いの特産物でマルシェを開くのはどうか」などを提案した。町議からは「自分のアイデアが足りていないと痛感した。今後の参考にしたい」との声などが聞かれた。
町公民館図書室の充実などを提案した生徒会長の3年成沢実莉さん（15）は「懇談会を通して自分の町をよく知り、考えることの大切さを学んだ」と話した。
