新型コロナの医療状況 「医療通常(レベル1)」に引き下げ 7月28日以来 2か月半ぶり=静岡

静岡県は10月6日、新型コロナの医療のひっ迫状況を示す独自の「医療状況レベル」を「医療ひっ迫注意(レベル2)」から「医療通常(レベル1)」に引き下げました。レベル1に引き下げられるのは、約2か月半ぶりです。

県は新型コロナの5類移行後も、独自に医療ひっ迫状況を示す「医療状況レベル」を3段階で設定し、県民に注意喚起を行っています。

県によりますと、2023年7月28日以来、医療状況レベルは「医療ひっ迫注意(レベル2)」でしたが、レベル判断の4つの指標のうち3つが目安の値を下回ったため、県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の意見もふまえ、10月6日から「医療通常(レベル1)」に引き下げたということです。

ただ、県は、医療のひっ迫は解消されつつあるものの、インフルエンザ患者の増加により、発熱外来の受診者数は多い状況が続いているとして、感染症への対策を呼びかけています。

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