【ブンデス第7節プレビュー】堂安がバイエルンに、浅野がライプツィヒに挑戦

[写真:Getty Images]

前節はライプツィヒとバイエルンによる首位攻防戦が行われ、バイエルンが2点差を追いつく形でドロー決着となった。その間隙を縫ってレバークーゼンが首位浮上、シュツットガルトが2位に浮上している。迎える第7節、MF堂安のフライブルクがバイエルンに、FW浅野のボーフムがライプツィヒに挑む。

8位フライブルク(勝ち点10)は前節、アウグスブルクに2-0で快勝。[3-4-3]の右ウイングでスタメンとなった堂安は1本GK強襲のシュートを放ったが、ゴールには絡めず。バイエルン戦で今季初弾となるか。

一方、3位バイエルン(勝ち点14)は前節ライプツィヒ戦、後半に反撃に転じて引き分けに持ち込んだ。そして火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではコペンハーゲンに逆転勝利。途中出場FWテルによる終盤弾で勝利をもぎ取り、CL2連勝スタートとした。先制される展開が続いているのは気がかりだが、そこから反撃できているのは流石といったところ。レバークーゼン追走のためにも勝ち点3が欲しい。

続いてライプツィヒに挑むボーフム。16位ボーフム(勝ち点3)は前節、ボルシアMGに1-3で完敗。2トップの一角で先発した浅野も見せ場なく厳しい敗戦となった。未勝利が続く苦しいチーム状況だが、強豪ライプツィヒ相手に浅野はゴールに迫れるか。

対する5位ライプツィヒ(勝ち点13)は前述のようにバイエルンにドロー。前半は完璧な試合内容だっただけに後半序盤に与えたPKが余計だった。そして水曜に行われたCLでは3季連続の顔合わせとなったマンチェスター・シティ相手にFWオペンダ弾で1度追いつくも終盤の2失点で敗戦。リベンジを果たすことは叶わなかった。疲労はピークかと思われるが、代表ウィーク前の一戦を制すことはできるか。

リーグ戦3連勝で4位に浮上したドルトムント(勝ち点14)は、11位ウニオン・ベルリン(勝ち点6)と対戦。ドルトムントは前節、FWフュルクルクの移籍後初弾などで勝利。DFベンセバイニの不用意な遅延行為による退場がありながらも勝ち切った。徐々に内容が改善されつつある中、水曜に行われたCLではミラン相手にゴールレスドロー。最低限の結果を残した中、公式戦6連敗と泥沼のウニオンを下してリーグ戦4連勝となるか。

首位レバークーゼンを1ポイント差で追走する絶好調のシュツットガルト(勝ち点15)は、7位ヴォルフスブルク(勝ち点12)と対戦。シュツットガルトは前節、ケルン相手に途中出場FWウンダプの移籍後初弾含むドッペルパックで勝利。ここまでチームを牽引してきたFWギラシーに代わる新たなヒーローが生まれてチームの活気が沸き続ける中、5連勝となるか。不動の左サイドバック、DF伊藤のプレーに引き続き注目だ。

金曜にはDF板倉の13位ボルシアMG(勝ち点5)が登場。前節ボーフム戦ではFWプレアのドッペルパックで3-1の快勝、今季初勝利を飾ったボルシアMG。引き続き3バックの中央を任された板倉はその期待に応え、守備をしっかりと統率した。最下位に沈むマインツ(勝ち点1)を下して連勝なるか。

◆ブンデスリーガ第7節
10/6(金)
《27:30》
ボルシアMGvsマインツ

10/7(土)
《22:30》
アウグスブルクvsダルムシュタット
ドルトムントvsウニオン・ベルリン
シュツットガルトvsヴォルフスブルク
ライプツィヒvsボーフム
《25:30》
ブレーメンvsホッフェンハイム

10/8(日)
《22:30》
レバークーゼンvsケルン
《24:30》
バイエルンvsフライブルク
《26:30》
フランクフルトvsハイデンハイム

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