芸備線存廃 JR西の協議会設置要請に国交大臣「なるべく速やかに意見聴取始めたい」沿線自治体に対し

JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会の設置をJR西日本が要請したことを受けて、斉藤国土交通大臣は6日、「なるべく速やかに沿線自治体への意見聴取を始めたい」と話しました。

JR西日本は3日、芸備線の中でも特に利用が低迷している備中神代ー備後庄原間について、存続かバスに転換するかなどの方針を打ち出す「再構築協議会」の設置を国に要請しました。

斉藤国交大臣
「今後、沿線自治体から意見を聴取したうえで、要請があった区間について大量輸送機関としての鉄道特性が十分に発揮できない状況にあるか、関係者相互間の連携と協働の促進が特に必要か、この2点を確認する。いずれにも該当する場合は再構築協議会を設置することとしている」

また、設置を判断するうえで斉藤大臣は、事務的な準備が整い次第なるべく速やかに沿線自治体への意見聴取を始めたい考えを明らかにしました。

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