広島市の「ホーユー」経営破たん 三次高校の給食が23日から再開 他校も再開の見通し

広島市の業者、ホーユーが経営破たんし、県立高校6校の寮などで給食の提供が止まった問題で、県教委は三次高校の給食を23日から再開すると発表しました。

県立高校6校では、寮生向けの給食の提供が先月1日から停止し、学校が代わりに弁当などを用意して対応しています。

県教委によりますと、このうち三次高校など4校では、破たんしたホーユーが冷蔵庫などの大型物品を残したままでしたが、10日に校内の空きスペースに移動することが可能になりました。

これに伴って三次高校では、新たに契約した事業者による給食を、23日から再開させるということです。

残る庄原格致、庄原実業、油木の3校も、近く新たな事業者と契約し、今月後半から再開の見通しだとしています。

一方、ホーユーの大型物品が残されていなかった西城紫水と西条農業は、16日から給食を再開することが既に決まっています。

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