元イングランド代表FWがマンチェスター・ユナイテッドのGKオナナを酷評。早期の守護神交代を進言

写真:今夏にインテルからマンチェスター・ユナイテッドに加入したGKオナナ

かつてブラックバーンやセルティックなどで活躍した元イングランド代表FWクリス・サットン氏が、マンチェスター・ユナイテッドで凡ミスを続けるカメルーン代表GKアンドレ・オナナを酷評した。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

マンチェスター・ユナイテッドは今夏、元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアを放出し、その後釜としておよそ4700万ポンド(約85億5430万円)もの大金を投じ、5年契約でインテルからオナナを獲得した。

オナナは正守護神の座に就いたが、プレミアリーグ開幕節では試合終了間際に相手FWと接触して倒すという場面を生んでしまう。VARの介入後にノーファウルの判定となったが、後にこれは審判協会が「明らかなPK」と誤審を認める事態となった。

その後もオナナの不安定なプレーは続き、UEFAチャンピオンズリーグのバイエルン戦ではレロイ・サネの甘いコースのシュートに対応しきれずに先制点を許し、ガラタサライ戦ではパスミスから大ピンチを招き、守備対応したカゼミーロの退場処分につなげてしまった。

こうしたプレーを受け、サットン氏は前任者のデ・ヘアと比較しつつオナナを酷評した。

「彼はデ・ヘアよりレベルが低い。これは間違いない。彼のプレーをこれまで十分に見てきた。足元のプレーはデ・ヘアより優れているかもしれないが、ただそれだけのことだ。今シーズン、彼はたくさんのミスを犯した。GKとしての多くのミスだ。バイエルン戦でもいくつかのミスがあったし、ガラタサライ戦での3失点目の場面にしても、少し早く倒れすぎたように思える」

そしてマンチェスター・ユナイテッドに対しては、早期の守護神交代を進言した。

「彼のことは良く分からないが、マンチェスター・ユナイテッドは変化を起こすと思う。今シーズンとは言わないが、シーズンオフにはGKのポジションをアップデートさせる必要があるだろう」

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