地域警察官、サングラス解禁 悪印象より実用重視、長崎

サングラスを着用した長崎県警の地域警察官(県警提供)

 長崎県警は9月から、日差しの下で公務にあたる地域警察官を対象に、サングラスの着用を公式に認めた。これまでも明確な禁止規定はなかったが、威圧的な印象を与えることを懸念し、使用を控えていた。車両運転時に逆光の影響を防ぐことや、目の健康維持など実用面を重視し、解禁となった。

 県警によると近年、現場の警察官から「逆光がまぶしくて運転に支障が出る」「紫外線から目を守るためにも着用を認めてくれないか」などの声が寄せられていた。県警地域課は9月19日付で、パトカーを運転する自動車警ら隊などを対象に容認した。

 富山県警も7月、交通部門に限り認めており、着用の動きは広がりつつある。

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