板倉フル出場のボルシアMG、最下位マインツに一時逆転許す痛いドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ボルシアMGは6日、ブンデスリーガ第7節でマインツをホームに迎え、2-2で引き分けた。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。

前節ボーフム戦を快勝とし今季初勝利を挙げた13位ボルシアMG(勝ち点5)は、引き続き板倉が3バックの中央で先発となった。

最下位に沈むマインツ(勝ち点1)に対し、立ち上がりの主導権争いを経て9分、ボルシアMGはショートカウンターの流れからジョーダンのダイレクトパスを受けたプレアがボックス右に侵入。GKと一対一となってチップキックを放ったが、シュートはわずかに枠の左に外れた。

ここからボルシアMGの攻勢が強まると、22分に先制する。板倉のフィードを右サイドで受けたオノラがクロス。これをノイハウスがヘッドで合わせた。

しかし2分後に同点とされてしまう。ショートコーナーを受けたボックス手前右のグルダが左足を一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

追いつかれたボルシアMGはハーフタイムにかけても押し込む流れとしたが、1-1のまま前半を終えた。

迎えた後半もボルシアMGがボールを握ったが、53分にボックス内からイ・ジェソンに枠内シュートを打たれるピンチを迎える。

69分にはCKから板倉のヘディングシュートが枠を捉えたが、GKにセーブされたボルシアMGは、後半に入ってショートカウンターを受ける嫌な展開となっていた中、75分に失点する。

途中出場バルコクにドリブルでボックス左まで持ち運ばれ、DFの寄せをものともせずシュートを決められた。

逆転を許して以降、ボルシアMGは立て続けに決定機を生み出したが、相手GKゼントナーの好守もあってゴールをこじ開けられない。

それでも終盤の88分に追いつく。エングムのパスを受けたスカリーがボックス手前右から右足を一閃。強烈なシュートがゴール左に決まった。

しかし反撃はここまで。最下位の未勝利マインツ相手に勝ち点2を取りこぼしてしまった。

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