男性職員、最大3カ月事務処理を怠慢 大田原市が戒告処分

大田原市役所

 大田原市は6日、職務怠慢で行政事務を適切に行わなかったとして、保健福祉部の30代男性主査を戒告の懲戒処分にしたと発表した。6日付。

 市によると、男性主査は4月以降に債権者から請求あった47件、約28万円の支払いについて最大で約3カ月間、遅延させる怠慢行為を行った。同僚の指摘で発覚した。本人は「失念していた」と話している。既に債権者に謝罪し、事務処理を完了したという。

 市は「服務規定徹底を図るなどして再発防止、信頼回復に努める」としている。

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