介護保険料と国民健康保険税の算定でミス 下野市、還付手続き進める

下野市役所

 下野市は6日、2015〜21年度に計13人の介護保険料、12〜13年度に計2人の国民健康保険税の算定に誤りがあったと発表した。

 介護保険料は8人から計15万7900円を過大徴収、5人に計10万8200円を過大還付していた。国民健康保険税は2人から計4万8100円を過大徴収していた。市は各過大徴収分の還付手続きを進める。

 市税務課によると、介護保険料の誤りは保険料に変更が生じた公的年金天引き納付(特別徴収)の対象者に関し、職員が賦課期間に該当するかを判断するシステムの設定変更をしなかったことが原因。その調査で国民健康保険税の誤りも判明した。

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