迫力の飛行ショーにファン歓声 小松基地で航空祭

並んだ戦闘機を間近に見学する大勢の来場者=7日午前9時35分、航空自衛隊小松基地

  ●4年ぶり通常開催

 航空自衛隊小松基地の航空祭は7日、同基地で行われ、F15戦闘機による迫力の飛行ショーが繰り広げられた。入場制限なしの4年ぶりの通常開催となり、「空の祭典」を楽しむ大勢の来場者でにぎわった。

 小松基地の第303、306飛行隊や飛行教導群「アグレッサー」が編隊飛行をはじめ、急旋回や急上昇など高度な操縦技術を見せ、観客が歓声を上げた。三沢基地(青森県三沢市)のステルス戦闘機F35Aが展示され、日伊共同訓練や日豪共同訓練を記念した特別塗装機も注目を集めた。

 空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は鹿児島での国体開会式で飛行するため参加はなかったが、エアレースパイロット室屋義秀さんが曲芸飛行を披露した。

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