18位琉球、終盤数的不利も讃岐に1-0で勝利! 19位相模原&最下位北九州にプレッシャー【明治安田J3第30節】

7日、明治安田生命J3リーグ第30節のFC琉球vsカマタマーレ讃岐がタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、琉球が1-0で勝利した。

18位琉球は第24節から4連敗も、直近2試合で1勝1分けと持ち直し、J3残留圏内をギリギリキープ。対する讃岐は琉球と勝ち点「4」差の16位。どちらも残留争いの渦中にいるなか、ここで白星を掴んで少しでも前進しておきたい。

試合が動いたのは20分。琉球はGKからビルドアップを開始し、手数をかけずに敵陣へ。中野克哉がボックス右でボールを収めると、外側をオーバーラップした柳貴博に預け、ゴール前にラストパス。走り込んだ富所悠が蹴り込み、豪快にネットを揺らした。

晩夏の沖縄に冷たい雨が降りしきるなか、ホーム琉球は1点リードのまま試合を進め、いよいよ終盤へ。86分、途中出場の武沢一翔が接触プレーで足を痛め、プレー続行不可に。琉球は交代カードを使い切っていたため、残り時間を10人で凌ぐこととなった。

それでも後半アディショナルタイム6分間を含めて耐え抜き、1-0の勝利に。2試合ぶりの白星で3試合無敗とし、暫定ながらも17位浮上。入替戦行きとなる19位・SC相模原、自動降格圏の最下位・ギラヴァンツ北九州にプレッシャーをかける重要な白星となった。

FC琉球 1-0 カマタマーレ讃岐
【琉球】
富所悠(前20)

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