ラウタロが今季10G目もインテル、2点のリードを守れずボローニャに痛いドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

インテルは7日、セリエA第8節でボローニャをホームに迎え、2-2で引き分けた。

前節サレルニターナ戦を途中出場ラウタロの4発で一蹴した首位インテル(勝ち点18)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではベンフィカにウノゼロ勝利。好調なチーム状態をキープする中、ベストメンバーで臨んだ。

自陣に引く入りとした8位ボローニャ(勝ち点10)に対し、ラウタロとテュラムの2トップでスタートしたインテルが押し込む展開とすると、11分に先制する。チャルハノールの左CKからニアサイドのアチェルビがヘッドでゴールに流し込んだ。

さらに2分後、インテルに追加点。ボックス手前左からラウタロが右足を強震したミドルシュートがゴール右に突き刺さった。

ラウタロの今季10ゴール目で余裕の展開に持ち込んでいくかと思われたが16分、守備時のCKでラウタロがファーガソンを倒すとVARの末にPK判定が下された。これをオルソリーニに決められ1点差とされた。

ハーフタイムにかけてはインテルが引き続き押し込んだ中、2-1で前半を終えた。

しかし迎えた後半、52分に試合を振り出しに戻される。中盤でのネガティブトランジションからザークツィーにコントロールシュートを決められた。

追いつかれたインテルは3選手を交代。すると59分には代わって入ったカルロス・アウグストの左クロスにラウタロが合わせてネットを揺らすもわずかにオフサイドに阻まれる。

さらに73分、CKからラウタロが巧みにボレーで合わせたシュートはわずかに枠を外れ、2-2のままタイムアップ。

2点のリードを追いつかれ、痛い引き分けに終わった。

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