魚つかみ取りに笑顔 大江でファミリーキャンプ村

ニジマスのつかみ取りに挑戦する参加者=大江町・県朝日少年自然の家

 山形新聞、山形放送、県キャンプ協会で組織するファミリーキャンプ実行委員会が主催する「第44回ファミリーキャンプ村2023」が7日、1泊2日の日程で、大江町の県朝日少年自然の家で始まった。豊かな自然に囲まれながら、親子が協力して野外活動に挑戦している。

 一般6、スタッフ5の計11家族の29人が参加している。この日はキャンプ場近くの池に放たれたニジマスのつかみ取りを行った。参加者は素早く泳ぐニジマスに苦戦しながら、協力して端に追い込み、約40匹を全て捕まえた。

 米沢市興譲小4年の鈴木秀幸君(10)は「魚の動きが速くて難しかったけど、捕まえられてうれしい」と笑顔。父直人さん(45)=同市中央3丁目、会社員=は「自然の中で子どもと一緒に活動できて、気持ちいい」と満足した様子だった。参加者がニジマスをさばき、炭火焼きで食べた。

 8日は炊飯に挑むほか、自然散策、竹細工、まが玉づくりといった活動を選択して体験する。

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