首相、ハマス攻撃強く非難 イスラエル軍空爆も憂慮

 岸田文雄首相は8日、イスラム組織ハマスのイスラエル攻撃を受け「罪のない一般市民に多大な被害が出ており、強く非難する。ご遺族に哀悼の意を表し、負傷者の方々に心からお見舞い申し上げる」と表明した。イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ空爆に関しても「多数の死傷者が出ていることを深刻に憂慮する」と強調。全ての当事者に最大限の自制を求めた。

 自身のX(旧ツイッター)に投稿した。イスラエル領内に侵入したハマス戦闘員に多数の住民が拉致されたとの報道に触れ「強く非難するとともに、早期解放を強く求める」とも訴えた。

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