獲れたての伊勢えび100匹を 伊勢神宮に地元の名産を奉納

三重県の伊勢神宮に地元の名産・伊勢えびが奉納されました。

神宮内宮に奉納された伊勢えびは毎年6月に「伊勢えび祭」も開かれる(2023年は「G7交通大臣会合」に伴い中止)志摩市浜島町でその日の朝水揚げされたものです。ことしで36回目となる8日の奉納には漁業関係者らおよそ30人が参加。伊勢エビ100匹の入った樽を法被姿で担ぎながら宇治橋から参道に入り神楽殿で神職に伊勢えびを託しました。

(奉納者代表・柴原行正さん)「大漁でずっと繋がっていく事を思って奉納させていただく」

関係者によりますと志摩市の伊勢えび漁は海水の温度上昇などにより漁獲量が減少傾向だということです。それだけに、参加者はこれからの豊漁をより強く願いながら奉納しました。

© CBCテレビ