登山道などを走るマラソン大会に、キイロスズメバチが襲来し42人が刺される  岐阜・高山市

8日正午すぎ、岐阜県高山市で行われたマラソン大会で、参加者42人が蜂に刺される事故がありました。

大会関係者によりますと、8日正午すぎ、高山市一之宮町で行われたマラソン大会、「飛騨位山トレイル」に参加した選手248人のうち、42人がマラソンのコース上にあらわれた、大量のキイロスズメバチに刺されました。

この事故で3人が入院し、8人が病院で手当てを受けたということです。他に、異常が見つかった選手はいませんでした。

蜂が大量にいた場所は、普段、登山道として使われていて、事故後、大会関係者が調べたところ、現場からほど近くに、キイロスズメバチの巣が発見されたということです。

マラソン大会自体は、臨時の迂回コースが設けられ続行されました。市は、今回の事故を受けて後日、調査した上で巣を撤去する予定です。

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