【インドネシア】インディカ電動二輪、中ジャワ州に拠点開設[車両]

電動バイクブランド「ALVA」を手がけるイレクトラ・モーター・グループは、中ジャワ州スマラン市に「ALVAエクスペリエンス・センター」を開設した(同社提供)

インドネシアで電動バイクブランド「ALVA」を手がけるエネルギー大手インディカ・エナジーの電動バイク事業の持ち株会社イレクトラ・モーター・グループは7日、中ジャワ州スマラン市に「ALVAエクスペリエンス・センター」の新拠点を開設したと発表した。試乗体験サービスを提供するほか、バイクの販売やメンテナンスなども行う。

スマランでの拠点設置は、規制面や持続可能な社会に向けた取り組みなどの観点から選定した。同社は4月にバリ島でも拠点を設けるなど、ジャカルタ首都圏外でも電動バイクの普及を積極的に進めていきたい考え。

イレクトラ・モーター・グループのプルバジャ社長は、「スマラン市でのALVAエクスペリエンス・センターの開設と、環境にやさしい電動バイクの販売によって、持続可能な都市の実現を目指すスマランの自治体や市民の活動を後押しできることをうれしく思う」と話した。

同社は現在、「ALVA ONE」「ALVA CERVO」の2モデルを展開しており、価格帯は3,600万~3,800万ルピア(約34万~36万円)となっている。

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