北陸、東海北陸道事故続発 3連休中日の富山県内

  ●長時間通行止め

 3連休中日の8日、立山町の北陸自動車道、南砺市の東海北陸自動車道が事故のため上下線ともに長時間の通行止めとなり、現場周辺では行楽客らによる渋滞が発生した。

 午前5時15分ごろ、立山町沢端の北陸自動車道下り線で、トレーラーがリニューアル工事のため片側1車線の対面通行となっていた簡易の中央分離帯に衝突、約10分後に同じ場所で乗用車もぶつかる事故が相次いで発生した。事故処理と復旧作業のため立山インターチェンジ(IC)―滑川IC間の上下線が約6時間半通行止めとなった。

 午前0時40分ごろ、南砺市久戸の東海北陸自動車道上り線で、乗用車が対面通行の中央にあるポールに衝突して横転し、後続車が突っ込んだ。小矢部砺波ジャンクション(JCT)―福光IC間の上下線が5時間20分通行止めとなった。

 富山県警高速隊によると、いずれの事故もけが人はいなかった。富山IC―立山IC、魚津IC―滑川IC間は渋滞による事故防止のため、速度が50キロに規制された。

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