太陽の周りに光の輪が見える現象「日暈(ひがさ)」が8日、南陽市内で確認された。同市の南陽スカイパークでは、正午ごろから45分ほど見ることができた。訪れた人たちは「すごい」「なにこれ」などと声を上げ、写真に収めるなどしていた。
山形地方気象台によると、日暈は太陽の光が雲に含まれる氷の結晶で屈折し、輪が見える現象。薄曇りの際に見えやすく、年間90日ほど見られる機会はあるという。
家族3人で空を見上げていた鶴岡市鶴岡二中の3年佐藤伶菜さん(14)は「とてもきれいで感動した。いいことが起こりそう」と話していた。