FlyingBasketは、重量貨物ドローンFB3 を発表。100kgの耐荷重能力を備える

FlyingBasketは、長年の開発とテストを経て、重量貨物ドローンFB3を発売開始した。

多彩なペイロード容量

汎用性を念頭に置いて設計されており、最大100kgのペイロードを持ち上げることができる。この強度により、様々な形状や寸法のペイロードを運搬することができ、特定の運用要件に自由に適応する。

コンパクトかつパワフル

FB3は、柔軟性と展開の利便性を再定義したという。コンパクトな設計を誇り、重量はわずか70kgでありながら、最大100kgまで持ち上げることができる。コンパクトなので、バンやトレーラーの中に収まり、すぐに飛行可能だ。

バッテリー駆動

特注スマートバッテリーは、すべてのシステムに電力を供給する。この設計の選択により、排出ガスが削減され、環境への影響を最小限に抑えることができるため、環境に優しく持続可能な貨物展開の選択肢になる。

FB3地上管制ステーション(GCS)

直感的に操作できる入力装置、前方カメラ画面、下方カメラ画面、メインミッション画面などの鮮明な画面を備え、常にペイロードを監視できる。

GCSは、テレメトリ、ライブ・ビデオ・フィードを提供し、多様なデータリンクを通じて地上ユニットとのシームレスな接続を実現した。このオールインワンGCSは、コンパクトなスーツケース内に収納されており、機動性と利便性が高いという。

仕様

最先端の安全機能

飛行中断システム

ドローンの正確な制御を保証し、地上リスクのバッファー範囲内でドローンを維持できる。

ADS-B受信機

近隣の航空機の情報をリアルタイムで提供し、空域での衝突を回避できる。

推進システムの冗長性

モーターコントローラー、モーター、バッテリー、短絡回路に障害が発生した場合、このシステムによりドローンは安全に飛行できる。

レーダーAGLセンサー

地形追従飛行や障害物回避は、全体的なミッションの安全性にとって非常だ。

最適化された信号接続性

FB3は、重要な飛行制御データとテレメトリの送信に優れており、目視外シナリオでの操作性が可能。

バッテリー駆動の推進力

FB3を駆動する8つの推進ユニットに電源を供給する4つの堅牢なバッテリーを自社設計。

オプション

スリングペイロード

スリング構成を選択した場合は、自社設計のリモコン式ロードフックを利用でき、運搬物に制限はない。

リモコンの2ポジションスイッチを使うだけで、配送先で最大100kgの荷物を楽に持ち上げたり、取り外しできる。

カーゴボックス

カーゴコンパートメントを装備したFB3は、多様なペイロードに対応するドローン輸送の革新的なソリューションだ。長さ81cm、幅35cm、高さ30cmの内寸を特徴とするこのコンパートメントは、最大33kgまでのペイロードに対応できるよう設計されている。

※カーゴボックス:33kg、内寸81×31×30cm

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