B1リーグ開幕戦 広島ドラゴンフライズ 無念の連敗スタート

シーズンが開幕したバスケットボール「B1」。広島ドラゴンフライズは、昨シーズン、西地区6位のファイティングイーグルス名古屋との開幕戦。引退を表明したキャプテン・朝山正悟 のラストシーズンが始まりました。

敵地に乗り込んで開幕戦を迎えたドラゴンフライズ。カイル ヘッドコーチや選手たちが続々と会場入り。朝山にとってはラストシーズンとなります。

広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 選手
「ようやく来たなって感じがしますし、ここで勢いに乗りたいのは間違いないんですけど、その中でもやっぱり60分の1の試合なんでしっかりと自分たちのバスケットができるようにやりたいなと思います」

ファンたち
「メンバーも代わったので、チームの要になっていただいて」
「きょうは朝山さんに注目していただいて、全力で応援したい」

日本代表の寺嶋と故障のカイソットが不在の中、新加入のシューター・山崎稜 とポイントガードの 中村拓人 の2人がスターティング5で起用され、期待がかかります。

新メンバーで挑む初戦。一方、名古屋は、移籍したかつてのチームメイト・佐土原がスタメン出場。試合開始早々、故障明けのメイヨらのシュートがことごとく外れます。

2分30秒後にようやくエバンスが今シーズン、初得点を決めます。しかし、頼みの 山崎稜 の3ポイントも激しく守られ、タフショットになり、決まりません。前半、3ポイントは3本だけ、確率16%にとどまり、14点差をつけられます。

後半に入ってもフィールドゴールすら入らず、逆に速攻を決められるなど差は広がる一方、最大31点差をつけられます。

第4クォーターに入って、ようやく中村がスピードを生かしたレイアップシュートを次々と決めて追い上げると、ブラックシアー、エバンスも3ポイントを決め、9点差まで追い上げますが、反撃もここまで。大事な初戦を落としました。

FE名古屋 74ー65 広島

広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 選手
「内容としてもくやまれますし、決めるべきシュートも多々あったと思う。長い試合の中でこういったこともあると思うので、しっかりと切り替えて、自分たちがしっかり戦える姿を見せていきたい」

しかし、8日(日)の2戦目は、ミスを連発、18点差で大敗、昨シーズン、3試合しかなかった60点台ゲームを2試合続けてしまい、くやしい連敗スタートです。

FE名古屋 81ー63 広島

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