ヘイゼンGMと契約延長のDバックス 次はロブロ監督と契約延長か

ダイヤモンドバックスは先週、マイク・ヘイゼンGMとの契約を2028年まで延長したことを発表した(球団オプションを含めると2029年まで)。ヘイゼンGMを支える複数のGM補佐とも契約を延長したことが報じられているが、次はトーリ・ロブロ監督との契約延長が有力視されている。2016年10月にダイヤモンドバックスのGMとなったヘイゼンは、1ヶ月も経たないうちに新監督としてロブロを採用。それ以来、ヘイゼンとロブロのコンビがダイヤモンドバックスを率いている。

MLB公式サイトでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者は「プレーオフの戦いが終了したあと、トーリ・ロブロ監督は契約延長を得る次の人物となるだろう」と伝えている。ヘイゼンは2006年から2016年までレッドソックスに在籍し、選手育成部長、GM補佐、GMを歴任。ロブロは2013年から2016年までレッドソックスでベンチコーチを務めており、ヘイゼンとロブロは2013年から10年以上にわたって同じチームに在籍していることになる。

当然、両者の信頼関係は非常に厚く、ロブロはヘイゼンの契約延長が発表された際に「マイク・ヘイゼンが率いるグループが正しいことをやっているということの証明だと思う。苦しい時期もあったが、彼らは自分たちが歩んでいるプロセスを信じてきた」とコメント。ヘイゼンは「ロブロと話をするつもりだ」と契約延長を検討していることを示唆した。フロントオフィス(GM)と現場(監督)の不仲が話題になるチームも出ているが、ダイヤモンドバックスではヘイゼンとロブロが良好な関係を築いている。

ダイヤモンドバックスのエース右腕、ザック・ギャレンは「ロブロのおかげで選手として成長できた」と語る。「彼は大きなビジョンを見て、そのための土台作りをしてくれた。選手を自分らしくプレーさせてくれるんだ。それはとても大きなことだと思う」とギャレン。「彼は決まったやり方を強要するような古い考え方の人ではない。やるべきことさえやっていれば、やりやすい方法でやらせてくれるんだ。僕たちが間違っていたら止めてくれる。でも、それ以外は選手がプレーしやすいように配慮してくれる」と指揮官への絶大な信頼を口にした。

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