7年ぶり国交再開で合意 イランとスーダン

 【テヘラン共同】イラン、スーダン両政府は9日、両国の国益に沿って外交関係を再開することで合意したとの共同声明を発表した。スーダンが2016年にイランとの断交を決定して以来、約7年ぶりの再開となる。

 スーダンは、イスラム教シーア派大国イランの首都テヘランで群衆がサウジアラビア大使館を襲撃したことを受け、スンニ派の盟主サウジがイランと断交を発表したことに続いていた。

 イランとサウジが今年3月に中国の仲介で国交正常化に合意して以降、イランとアラブ諸国の関係改善に期待が高まっていた。

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