来年3月に卒業する高校生を対象にした就職面接会が10日、広島市で開催されました。
広島労働局などが主催する高校生の合同就職面接会には、およそ50社の地元企業が参加しました。対象は来年3月に卒業予定の高校生です。
8月に広島労働局が発表した高校卒業予定者の求人倍率は4.31倍で、統計を取り始めた1992年の春以来過去最高ということです。
広島労働局職業安定課 竹元真一情報館
「就職される方が少ない現状がある。企業側としては(人材を)確保する・採用することが難しい状況だと思います」
企業も人材不足の影響を受けているということです。
リーガロイヤルホテル広島 和田守弘副総支配人
「知識を得る力があると思いますので、高校生の方々にはホテルに来て学んでいただいて、一流のホテルマンになって欲しいという思いがある」
面接会に参加した高校生はおよそ30人。会社について知ってもらうPRタイムが設けられるなど、人事担当者が仕事の魅力をアピールしていました。
参加した高校生
(Q将来やってみたい仕事は?)
「特に無かったんですけど、会社の話を聞いてやりがいのある仕事がしてみたいなと思いました」
参加した高校生
「いろんな企業を見学できて社会勉強になった。将来は事務職をしたいと考えています」
面接会は、福山市でも16日に開催されます。