「コロナ禍で減収」特例貸付金110万円だまし取る 容疑の62歳男を再逮捕

京都府警本部

 新型コロナウイルス対策の特例貸付金を不正利用したとして、京都府警組対2課と西京署は10日、詐欺の疑いで、京都府京田辺市の自称解体業手伝いの男(62)=別の詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、2020年7~12月、中古車販売店を営んでいると偽り、コロナ禍で減収したと称して府社会福祉協議会の特例貸付金制度に申し込み、6回にわたって計110万円をだまし取った疑い。容疑を認めているという。

 府警は、容疑者が複数の知人に特例貸付金の不正利用を指南していたとみている。容疑者は先月27日、生活保護費を不正受給した詐欺の疑いで府警に逮捕された。

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