“八冠”独占へ…愛知県瀬戸市出身、将棋の藤井聡太七冠(21)が前人未到の頂を目指す、王座戦五番勝負第4局が、10月11日午前9時、京都市東山区の「ウェスティン都ホテル京都」で始まりました。
ここまでの対局成績1勝2敗、「名誉王座」を目指す先手の永瀬拓矢王座(31)の初手は飛車先の歩を動かす「2六歩」。
八冠達成に王手をかけている、後手の藤井七冠の2手目も、飛車先の歩を動かす「8四歩」でした。
藤井七冠の地元、瀬戸市では…
(70代女性)
「藤井七冠の小学校の先輩。すんなり勝ってほしい」
(70代女性)
「『藤井聡太さんがいる所です』と言えばみんなわかるようになった。本当は京都に行きたいくらいだけど、自宅で見ます」
地元の観光案内所には“藤井七冠グッズ”も…
(瀬戸観光案内所・清水祐子さん)
「大人気。しょっちゅう欠品になる。一丸となって応援しています」
瀬戸市では11日午後、パブリックビューイングも予定されています。
王座戦第4局は11日夜に決着する見通しで、前人未到の八冠達成の場合、瀬戸市ではくす玉割りも行われる予定です。